The Winstons "The Winstons" (2016)

The Winstons

"The Winstons" (2016)



ジャケがたいへん印象的なイタリアのアヴァンロック/RIO系のウィンストンズは、メンバーの苗字が全員ウィンストンになっていますが、各曲クレジットには本名らしきものがちゃんと書かれているので、ラモーンズ方式だとおもいます。
ポストモダンなアヴァンロックとはいえ、ジェントル・ジャイアントの影響や、オザンナっぽいダーク&ヘヴィネス、ピッキオ・ダル・ポッツォっぽいカンタベリーテイストを感じさせるのはやはりイタプロ(イタリアン・プログレッシヴ・ロック)ならではです。3曲目などは70年代テイストのカンツォーネ・ロックふうになっています。
2曲目と10曲目は歌詞が日本語ですが(作詞はカワムラさんという人ですが、この人がジャケ絵――「私たちはシャイなヌーディスト」、シャイなので顔を隠しています――も描いているようです)、うっかりしていると日本語だとは気づかないのではないでしょうか(もっともさいきんの日本の歌もうっかりしていると日本語だと気づかないです)。
音楽性については、「Thanks to」のところに「デヴィッド・アレン」「ヒュー・ホッパー」「ロジャー・ウォーターズ」「ロバート・ワイアット」「高円寺(Koenji area)」等とあるので想像できるのではないでしょうか。たいへんよい作品なのできくとよいです。



The Winstons (2016)

1. Nicotine Freak
2. カンガルー目 (Diprotodon)
3. Play With The Rebels
4. ... On a Dark Cloud
5. She's My Face
6. A Reason For Goodbye
7. Dancing In the Park With a Gun
8. Viaggio Nel Suono A Tre Dimensioni
9. Tarmac
10. 番号番号 (Number Number)

Linnon Winston (Lino Gitto): drums, keyboards, vocals
Enro Winston (Enrico Gabrielli): keyboards, woodwinds, vocals
Rob Winston (Roberto Dell'Era): bass, electric 12 string guitar, vocals
guest:
Xabier Iriondo Gemmi: soundmetak
Roberto D'Azzan: trumpet

Produced by The Winstons

Cover paints: "Noi siamo nudisti timidi" by Gun Kawamura

CD: AMS Records